ご無沙汰してます、佐々木です。カナダで保育士をしようと考えている方にとって、なんといっても気になるのが、保育士のお給料ではないでしょうか。州や園によって異なるため、一概にこれが正しいとは言えないのですが、今回は自分の経験を踏まえてお伝えします。
カナダの保育士の平均年収は?
求人ボックスによると、日本の保育士の平均年収は約313万円(月給26万・初任給23万程度)だそうです。ほかの職種に比べるとまだまだ低い印象を受けます。
また、残業が多い、制作物が多い、一人の保育士が見なければならない子供の数が多い、子どもの命を預かる大切な仕事なのに、お給料が割に合っていないなど、よく耳にします。
一方、talent.comによるとカナダの保育士の平均年収は約404万で、新人であれば約361万、経験がある保育士だと約505万だそうです(現時点で日本円に換算した額)。ほかのプロフェッショナルな職種に比べると、まだまだ低いこともあり、カナダで働く保育士たちの中でも賃金をもっと上げるべきだと考えている方が多い印象です。
しかし、残業はあっても10〜15分程度(残業代あり)、制作物や行事の準備は勤務内に終わる程度、一人の保育士が見る子どもの数が少ないなど、日本の保育現場より働きやすい環境のように思います。
カナダの保育士の時給はどのくらい?
日本と違い、カナダBC州の保育士のお給料は時給制の場合が多く、2週間に1度振り込まれるかたちとなっています。
私が住むケロウナという都市では、保育士の給料の相場はだいたいCA$22〜25(日本円で2400〜2700円)くらいで、最近では保育士を確保するためにCA$26以上支払う園も増えてきている印象です。もちろん保持している資格や経験年数でお給料は変わってきます。
またBC州では、保育士に対してWage Enhancementの制度があり、1時間の労働につき$4が加算されます。たとえば、時給$20の場合だと、$24が1時間にもらえる額となります。
日本と同様に、カナダBC州も保育士不足や高額な保育利用料が大きな問題となっているため、州政府のほうでも$10aDay Child Care Planが動くなど、今後大きな変革が見られる分野であると言えるでしょう。
カナダの保育士の求人を見てみる
以上、私の個人的な経験をお伝えしましたが、実際にどれくらいの時給で求人しているのか知りたい場合は、IndeedやFacebookの求人に関するグループ(BC Early Childhood Educator Job Fairなど)を参考にしてみると良いかもしれません。
もしケロウナでの就職を考えているのであれば、Castanetというサイトもおすすめです。
保育留学を考えている方のご参考に少しでもなれば嬉しいです。もしほかに気になることがあれば、ぜひコメントください!
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